2012年06月25日

「冬の童話」白川 道 ☆☆☆☆☆

涙腺が緩くなったというのはジジイの象徴だという人がいる。今日、東急大井町線で自由が丘に着くまでの間に何度ハンカチで目尻を拭いただろうか。僕の本好きは病的なもので、トイレも時間の長い場合は必ず小説か雑誌か新聞を手に持っていないと用を足せないし、電車に乗っているときも、何も読むものがない場合は軽いパニックに陥るぐらいの活字中毒である。そんな僕もさすがに電車の中でアホみたいに読んでいる本の内容が人に知れるような反応を見せたことは少ない。浅田次郎さんの「金ぴか」を読んだときには思わず大笑いをして、にやけた顔が元に戻らなかったことはある。しかしながら、涙が出てきてしまって困ったという経験はなかった。白川道さんの「冬の童話」を読んでいた。あの『天国への階段』以来彼の本は読んだことはなかったのだが、本を読んで初めて人前にもかかわらず涙が出た。続きを読む
ラベル:白川 道
posted by すしボーイ at 14:12| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 大好きな本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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