2010年07月09日

鈴虫と西郷隆盛と坂本竜馬

NHKの「竜馬伝」よりも小説「竜馬がゆく」のほうがいいと思えるのは、やっぱりいろんなエピソードがふんだんに入っていることだろう。しかもそれがかなり史実に近いエピソードだから胸を打つのだ。週一回のテレビではやはりかなり制約があると見えて、かなりはしょって作っているのがわかる。それに前回の竜馬が脱藩中にもかかわらず後藤象二郎のところに自分が犯人であるというような友情に生きる男を無理やり描かれるとちょっと反発するというか番組自体にがっかりしてしまう。おそらくこれは竜馬の暗殺に後藤象二郎がかかわっていたのだという伏線にしているのだということまでバレバレのような気がするのだ。



視聴者に余計なことを考えさせる番組はけっして良い番組ではないと思うのだがいかがなものだろうか。それと竜馬のような歴史上の偉人を取り上げているならばできる限り史実に近い作りにしないとだめだと思う。映画でもそうだが細かい部分にこそ真実がないといけないし、そんな細かい部分の嘘がその物語すべてを嘘に見せるから怖いのだ。ちょっとNHKさん調子にのっているような、そんな気がするのだが。「竜馬がゆく」の中でやはり坂本竜馬が西郷隆盛に初めて会いに行くシーンがある。そのときに無邪気に竜馬が鈴虫を取っていて、まだ挨拶もしていない西郷隆盛に「かごかご!」といって鈴虫を入れるかごを用意させるシーンがある。そして話し終わった竜馬はその鈴虫を忘れて帰るのだが、その後の西郷隆盛がすごい。部下にその鈴虫をキチンと餌をやって世話をするようにと言い渡すのだ。実は僕の弟が母親の誕生日のお祝いにカナリヤを買ってきた。僕にまったく似なくて大変心優しい立派な弟である。そしてカナリヤはもちろんかわいいのだが、おまけで鈴虫を一緒にもらってきた。この鈴虫が大変優秀な奴でいい声でそれこそ一晩中鳴いているのではないかというぐらい鳴いている。もうカナリヤもびっくりっていうぐらい鳴いている。これがまた和むんだよね。いいねえ生き物は。というわけで妙に僕としては鈴虫話に臨場感があったのだ。




そして数ヵ月後竜馬はその鈴虫を見てまだ飼っていてくれていたのかと感激し西郷隆盛は信用しても良いと心の中で判断するのだ。しかし実際は真実のほうがすごくて、坂本竜馬はそれを聞いてまたまた感心してさらに西郷を好きになるのだが、実はその鈴虫は三代目だったのだ。つまり、竜馬が捕まえた鈴虫はすぐに死んでしまい、それを知った西郷はそれでは竜馬に面子が立たないといって別の鈴虫を取ってこさせる。ところがまたそれも死んでしまい、竜馬が西郷を再訪したときに見た鈴虫は実に3匹目の鈴虫だったということだ。こんな話を司馬遼太郎さんが勝手に作り上げるとは思わないのでおそらく何か手紙か何かに残っている逸話なのだと思う。そういう何気ないエピソードから坂本竜馬はもちろんなのだが、この西郷隆盛という人の人となりがそこからうかがい知れる。そしてこの二人が意気投合することによって、薩長連合や江戸城への官軍の無血入城が実現していくのである。NHKの「竜馬伝」はどうも竜馬の無邪気な部分をことさら強調しているようでちょっと違和感があるのだ。司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」と差別化させなきゃいけないから原作者の苦労も良くわかるのだが、なるべく歴史上の人物は史実通りにやはり何かの資料を基に作られなければいけないのではないのだろうか。今までいろいろ取り上げられている人ならなおさらそのような気がする。




ところで話は変わるが最近かなり元気になってきた。たくさんの人がいろいろと助言をくれたり励ましてくれたりする。そのたびに冗談抜きで涙が出そうになることがあるのだが、いつものようにガハハハと笑ってしまっているので相手にはわからないはずだ。メールなどはさらに感情や声のトーンがばれないので、かなり強気のメールを返してしまったりしている。それでも皆さんほんとに感謝しています。今まで僕はなんと人間関係を大事にしてこなかったことか、そして人を見る目がなかったことか。いまさらながら少しは成長したのではないかと思っています。完全復活まで後しばらくって予感がしています。元気になりそうですが、また調子コいてたら叱ってやってくださいませ。それでは今日も一日良い日でありますように。でわでわ。


というわけで今日はジャクソンブラウンるんるん




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posted by すしボーイ at 11:22| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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