2011年11月07日

恐るべしは日本映画専門チャンネル

最近「日本映画専門チャンネル」たらいうのにはまっている。気がついてみるとケーブルの123チャンネルにあわせてそのときやっている映画を観てしまう。映画を途中から観るのは大嫌いなのだが、テレビだとそう肩肘張らずに途中からでも観てしまうのだ。今、大映のものを良くかけていて[女賭博師シリーズ]の江波杏子さんと[悪名シリーズ]の勝新太郎さんに首ったけなのだ。八尾の朝吉という実在の任侠の人をモデルにした映画は、今この時代には新企画ではもうまったく通らない代物だし、女賭博師シリーズも博打場が主人公達の活躍の場である以上これから新企画ではまったく実現不可能である事は間違いない。



余談であるが、今や国民的作家となった浅田二郎さんのデビュー作である[金ぴか]がドラマや映画化の話が山ほどあったのにいまだに実現しないのは、主人公たちが任侠の人たちだからに違いないのだ。「金ぴか」は浅田二郎さんの小説の中で僕が一番好きなもので、映像になったらかなり面白いと思うのだが。その続編っぽい[プリズンホテル]は確か単発のドラマになったと思うのだが、コメディタッチで大変に面白い。しかも、あの分厚く大きな単行本の[金ぴか]を電車の中で読みながら、笑いをこらえるのに苦労した覚えのある人は結構いるはずだ。今時漫画を読んでいても声を出して笑える物ってあまりないけれども、小説で馬鹿笑いをさせる浅田二郎という小説家に密かに才能を感じたものである。その後の浅田二郎さんの活躍はご存知のとおりだが、彼の原点はやはり[金ぴか]にあると僕は思っている。




話を戻すと、映画がファンタジー、つまり夢物語や本当には自分で経験できない世界を見せてくれるものだとすれば、この任侠の世界を垣間見せてくれる[女賭博師シリーズ]や[悪名シリーズ]はど素人の我々からすると、やはり普通では見れない世界を経験できるという意味で面白い。江波杏子さんのような賭博師が本当にいたらと思うと今の僕でもちょっとワクワクする。若い人は江波杏子さんといってもわからないと思うが、最近でいうと東京電力のCMで鈴木京香さんのお姑役といえばわかるはずだ。あのオール電化の奴ですね。もう70代の半ばだと思うのだが、相変わらず凛々しく美しい。ちょっとファッションモデルな感じの人ですね。もう少し時代が違っていたらスーパーモデルにでもなっていたかもしれないと思わせる女性です。ともかく新しい任侠の映画はもう創れないとするとこれから増々この昔の大映のシリーズや東映の健さんの映画はもてはやされていくのかもしれない。




[悪名]の勝新太郎さんと弟分を演じている田宮二郎さんのコンビなんかも最高にイカしている。格好いいとクールとかそういう言葉ではなくて、やっぱりイカしているのである。勝新太郎さんというとハワイからパンツにマリファナを入れて帰ってきたことぐらいしか知らない人も、この悪名の勝新太郎さんを観たらきっとファンになるに違いないと思う。それぐらい格好いい。



赤坂のナイトクラブで石原裕次郎さんと勝新太郎さんがよく飲んでいたと聞くけれども、その頃の日本人の、素っ裸の力強さとか、真っ直ぐな気持ちとか、思いやりだとか、ともかくああ日本人だよなあっていう主人公達についつい心が熱くなってくるのである。そんな事を思っていたら今日は松田優作さんの特集をやっていて、これまた見入ってしまった。松田優作さんのことはまた今度ゆっくり書こうと思う。


という訳で今日はブログの中身とはまったくリンクしませんがこの曲。
最近良く聞いています。



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posted by すしボーイ at 23:17| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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